アイアンボーイのひとりごと

ひとりごとや海外生活について

人は今の状態がずっと続くと思いやすい、という話

あなたは10年後、何をしていると思いますか?

 

自分が10年後にどこに住んでどんな仕事をしていて、どんな社会に生きているかというのを想像する時、今思いつく範囲のもので考えてしまいやすい。だが、実際は今では思いもよらない世の中に生きることになると思う。

 

人は自分の生活環境や社会の変化に対して鈍感で、10年後も20年後の未来を想像するとき、今の状態を基準にしてしまう。今の状態がずっと続くと思いがちだということだ。

 

一番想像しにくいのは、社会を変えるほどの技術の進歩だ。

 

ICカードSuicaが誕生したのが約20年前。携帯電話もカメラ機能搭載が普及し始めたくらいで、ようやく友達に写真を手軽に送ることができるようになったくらい。当然スマホSNSもない。Twitterの誕生が約15年前で、LINEの誕生でさえ約10年前。この20年でとてつもないほど生活が一変したのがわかる。当時の人に後に20年後にYouTuberやプロゲーマーという職業ができたり、世界中の人のつぶやきを瞬時に手のひらサイズのコンピュータで読めると言っても想像できないだろう。

 

そうすると、10年、20年後でさらに世の中は変わっているだろう。5年後ですら想像するのは難しい。現在では存在しない職業もあるだろうし、逆に今ある職業の中で消滅するものも当然出てくるだろう。僕が子供の頃は駅の改札で切符を切る人がいたが、もういなくなった。

 

未来が想像できないからと言ってそれは悲観することではなく、むしろ今後どんな世の中になるのかとワクワクすることができるだろう。

 

さて、皆さんは10年後どんなことをしているでしょう。