現代はお金がそんなになくても楽しめることが多い、という話
以前、友人と「今の時代は楽しく生きるのにそんなにお金は必要はない」という話をしたことがある。友人とは意見が真逆で、彼は楽しく生きるのにある程度のお金は必要だし、贅沢な生活がしたい、という立場だった。
別に正解がある問題でもないし、人それぞれ好きに生きるのがいいと思うが、僕はなぜそんなにお金は必要ないと思うのかという話をしたいと思う。
娯楽が昔と比較にならないほど安くなった
まずはこれ。今のような動画配信サービスが普及する前は、レンタルDVDなどで映画1本300円くらいだったが、今は月額1000円もせずに大量の映画やアニメが見られるサービスがたくさんある。YouTubeにいたっては無料である。
Switchなどのゲームもセールのタイミングなら1000円もせずに楽しめるタイトルが選べないほどある。月200円でオンラインで友達と遊ぶことも可能だ。ゲーム1本が1万円くらいした時代もあったことを考えると本当に安くなった。
僕は旅行が好きだが、旅行も同じ。LCCを使えば例えば東京から札幌の往復は1万円ちょっとで行けるし、東南アジアでも東京から往復2〜3万円のLCCなどがある(最近は様々な要因で航空券が上がっているが)。これならどうしても旅行したければ数日バイトすれば稼げない額ではない。
外食や食品がクオリティに対して安い
これは僕がマレーシアに住んでいるからかもしれないが、日本は外食がとにかく安い。外食でなくても例えばスーパーの冷凍食品やコンビニのスイーツなどは驚くほどハイクオリティで安価だ。もちろん外食が安いのはいいことばかりではなく、僕は外食はもっと価格をあげるべきだという立場だけど、それは別としてとにかく美味しいものが手に入りやすい国だ。
結局はちょっとしたことに幸せを感じられるかがカギ
こうして並べてみると、結局は手にできるものに幸せを感じられるかがカギとなるだろう。経済的に贅沢な生活を求めるとその分稼がなければならないし、それに慣れるともっと贅沢がしたくなるかもしれない。そこまでしなくても意外と手の届く範囲にたくさんあるということに気づくと、そんなにお金はなくても楽しめることに気づけるかもしれない。