一番やってはいけないのは他人との比較、という話
日常で、ふとした時に他人と比較してしまうことがある。それも無意識に。
前に電車内の週刊誌の広告で「日本人の平均貯蓄額、あなたはどの位置?」みたいな記事を見かけたが、そんなの知ってどうするのだろう。自分より貯蓄が多い人もいれば少ない人もいるだろうが、必要な貯蓄額なんて人それぞれだ。
それ以外でも、特にスマホやSNSの普及で、簡単に他人との比較ができる世の中になってしまった。
・他人の充実した生活をSNSで見てしまい自分と比較する
・自分の得意なことも、もっと凄い人がたくさんいて比較してしまう
・他人の年収や貯蓄額が気になる
他人と比べると自分にないものばかりが目についてしまい、自分が惨めに思えてしまうが、これが不幸の元凶となる。
他人がどんな生活をしていようが、どれだけ稼いでいようが、別に自分の生活が変化するわけではない。大切なのは、自分が幸せを感じるためにはどういう生活がいいのかを意識することだ。他人と比べてどうだから、ということは全く意味がない。
もちろん他人を見てそれを目標にすることは悪いことではない。ただし、その場合は、自分に足りないものを足していくために淡々とやるべきことをやっていくのみ。自分が劣っていることに対して惨めになることだけはやってはいけない。
幸せの基準は他人との比較ではない。あなた自身が幸せを感じられれば、他人から見て幸せな生活でなさそうでも、それでいいのだ。
さて、皆さんはどう思うでしょうか。