日本人は失業することを恐れすぎてるんじゃないか、という話
ちゃんとしたデータを示せるわけではないが、
日本人は失業することを恐れすぎてるんじゃないか?
と思うことがある。
「失業=人生の終わり」みたいな価値観で苦しんでいる人が多いんじゃないかと思う。例えば会社がブラックだけど無職になるよりはと考えて病むまで働いちゃうとか、世間の目があるからとか、次の仕事が見つかるか不安だからとか。実際に病むまで働いで自ら命を絶つという悲しい事件まで起こるのはちょっと正常な社会とは思えない。
そりゃあ、働かない人が多くなると社会全体が困るという理屈は分かるけど、個人の人生で見れば失業すること自体はさほど恐れることではなかったりする。
これだけ豊かでセーフティネットもしっかりしてる日本で、衣食住を失って人生が終わるということはまず考えられない。
実際、僕も無職を経験したことがある。コロナ禍が始まった2020年3月に転職のために仕事を辞めたのだが、結局その転職はコロナによって内定が取り消されてしまった。40歳で無職になった。その後数ヶ月は失業保険もらいながら過ごして、結局マレーシアの会社で働くことにして移住したけど、無職だった間も特に不安みたいなものはなかった。結果どうにかなったし。
まあ、つまり、
無職になったからって別に人生の終わりじゃないよ
ってことだ。
だからもうちょっと社会全体を信用して、働けるときは働けばいいけど、辛かったり事情があったりするときは無職になることに抵抗がない社会になると良いなと思う。
仕事辞めたい人が抵抗なく無職になって、その分の席を働きたい人が埋めるってなればみんなハッピーだろうしね。
さて、皆さんはどう思うでしょうか?