何を買うかよりも何を買わないかが大切、という話
人は隙間があるとそこを埋めたくなる習性があるらしい。
ページにびっしりグラフや文字がたくさん埋め込まれていて見ているだけで疲れるというプレゼンテーションのスライドなども目にしたことがあるだろう。
ブログもそうで、文章が上手い人はとにかくシンプルだ。最小限の文章で最大限の情報を伝えるように書いている。レイアウトもスッキリしているし読んでいて疲れない。隙間があると頑張って埋めたくなる習性にどう抗って、プレゼンテーションにしてもブログにしても何を書くかより何を書かないかが難しい。
冒頭から少し話が逸れたが本題である。
物を買うときも、何を買うかではなく何を買わないかが重要だ。気をつけないと別に欲しくもないものや衝動買いしたけど結局使わない物で溢れる。片付けるために収納を買ってそこを埋めるためにまた物を買う。無駄なものが増えてお金はなくなるという悪循環に陥る。
僕は広告はなるべく見ないようにしている。買わせるための罠がすごく多いからだ。目的なくショッピングモールも行かないし、空腹でスーパーに行くこともできるだけ避ける。
これは節約ではない。節約は必要なものも減らしたりダウングレードさせるものだが、そもそも必要ない物をいかに買わないようにするかという話だ。
いかに買わずに済ませるかというのは一種のスキルなのだと思う。しかも訓練次第で伸ばせるスキルなのかもしれない。
さて、あなたはどう思うでしょうか。