アイアンボーイのひとりごと

ひとりごとや海外生活について

スキルの身につけ方はゲームに学べる、という話

僕はゲームが好きで、休日にSwitchやPSで遊んだりする。

 

海外に住んでいても日本の友人とネット対戦できたり、とても便利な世の中だ。アクションやRPGスポーツゲームなど何でもするが、時には時間を忘れて熱中してしまうこともある。

 

ゲームは一種のスキル習得である

 

最初は下手で弱い敵にさえ苦戦するし、少し上手くなってもボスキャラにやられたりするけど、試行錯誤しながらだんだん上手くなっていく。この「だんだん上手くなって勝てていく」という過程が楽しい。

 

そう考えてみると、ゲームというのは1つのスキルを習得することに他ならない。特にアクションやスポーツではそれが顕著で、そのゲームの世界のルールを覚えて少しずつ上達していき、クリアする頃には最初とは比べ物にならないくらい上手くなっている。

 

これを実生活におけるスキル習得にも応用できないだろうか。そもそもなぜ多くの人はゲームを楽しいと思うのだろう。

 

ゲームは少しずつ上手くなるように設計されている

 

最初から強い敵が出てきて初心者は絶対勝てなかったり、弱い敵ばかり出てきていくら上手くなっても歯応えがないゲームは面白くない。面白いゲームは絶妙に難易度調整されていて、何回かの失敗の末にクリアできる設計になっている。

 

ボスキャラなどは1回でクリアできることは少なく、何度もやられてリトライすることで相手の行動パターンや弱点を発見していき、そのうち倒せるようになる。

 

これは少し努力することで克服できる課題であって、人はあと少しでできそうということに熱中しやすい傾向がある。あと少しで鉄棒の逆上がりができそうな時に頑張るのも同じだろう。

 

スキル習得をゲームのように楽しむ

 

これを実生活で他に身につけたいスキル、楽器でも料理でも語学でもいいが、それらを学んでいくにはスキルを分解して少しずつクリアできる目標を置くのがいい。楽器であれば好きな曲の1フレーズずつや1小節ずつ練習する、語学なら挨拶のフレーズ、買い物のフレーズとかに分けて覚える。小分けにしたスキルをゲームの敵キャラのように攻略していく。

 

挫折で多いのは、高すぎる目標を設定して現実とのギャップを直視できなくなってしまうパターンだろう。外国語をネイティブのように話したいと思ってもそれは何年も何十年も根気よく続けることが必要で、大体続けられる人というのは一気に上手くなろうとせず少しずつ前進していく。おそらく無意識にそうしている人も多いだろう。

 

勉強でも仕事でも趣味でも、何かを身につける時にはそれをゲームをプレイするように捉えてみてはどうだろうか。